この世界は
基本的に言葉によって認識される世界です
名前は○○で歳はいくつで、親は誰だれで
日本に住んでいて、趣味はテニスで、
会社員をしている とかいう風に!!
統合失調症の方は認識する言語世界が歪んでいってしまいます
結果ありえないような妄想、思い込みが生じ
間違った認識作用が生じます
「自分は政府にスパイとして扱われ
命を狙われている」とか
「他人が自分の悪口をいっている、←実際にはそのような事実はない場合」
悪い場合
「悪魔が乗り移っている」←
確か障碍者施設を襲い、中の人間を次々と殺していった事件がこないだありましたが
確かこのような証言をしていたはずです
困ったことは
統合失調者本人がその歪んだ言語世界に臨場感を持つと」
それがその人のリアルであり現実になってしまうことです
しかもその内容は大半がネガティブです
統合失調者特有の幻聴も
「ばか」とか「死ね」が
大半だそうです
これでは当のリアルでネガティブな体験をしている当人は可哀想です
では薬でしか
この現象は治らないのでしょうか
残念ながら病院に行ってもせいぜい自分に合った薬で
幻聴、妄想を止めるのが大半です
そして休むこと
もちろん統合失調症は
現在は治る病気と言われ
薬を飲めば激しい幻覚などの陽性と呼ばれる症状は落ちつき
今度は無為、興味の喪失、感情の喪失、など
辛い、私自身も体験している陰性とよばれる症状が待っています
この陽性と陰性が繰り返されて
徐々に回復に向かう
事実社会復帰が可能なまでに回復する人も多くおられるそうです
私としては
統合失調症のひとが 体験している言語空間そのものに
アクセスすることによって
もっとポジティブな世界認識にかえることは可能だと思うのですが
催眠療法士や気功師がこれにあたるのでしょうか
以下、私の考察を書きました