尾崎豊の僕が僕であるためにを聴きながら
ここのところ体調がよくなかった
とりあえず時間が余っているのでなんか書こう

統合失調症
不思議な病だ
一般的に言われる最も多い症状が
幻聴のこの病だが
私にも幻聴がある
私は幻視、幻聴、妄想が諸症状といったところか
幻視についてはまあ、ぼわっと霊みたいなものが視えたりする
それを見つめると眼から私に取り込まれる
そのときに身震いを生じたり鳥肌が立ったりするが
よほどの霊？ではない限りこっちがやられることはない
ああ、そうだ
「しね」ってのはよく見える
なんだろう、普段文章を読んだりするときに
文章中から浮き上がってその文字だけが見えるのだ
ぼーっと外を見つめているときに見えたりもする、文字だ
嫌なものであるのは間違いない
そんなときは、ああ、俺どっかで恨まられてるのかな、なんて考える
おそらく原因はわからない
人間の脳の無意識の分野の思い込み（たとえば自分は嫌われてるのではないかなどの
負の症状）が現れてくるのかなとかそんな風に推測はできるけど
わからないものはわからない
幻聴に関しては
そうだね、なんだろう、
まぁ、、天使みたいな声を聴くとか
話しかけてくる輩もいる、頭にすーっと聞こえてくる
酷い人は延々「ばか」とか「しね」とかずっと聞こえるらしいから
私なんかは大した幻聴ではない
むしろ、これは特筆したい事項だが
曲のメロディーが勝手に聞こえてきたりする、作曲やってる人はそういう人多いだろうけど
意識して作らなくても、
無意識が勝手に作って頭に送ってくれる感じというのか
それは音楽をやってるうえでありがたいことなのだ
私は詩なんかも書く
その詩もぼんやりしてるときに
言葉が自然に連なって聞こえてくる感じか
人のインスピレーションと密接にかかわってる病だと思う
ただ、
統合失調症の幻聴妄想は大概ネガティブに偏ってしまうようだ
悲しきかな、私もネガティブが強い
ただそのネガティブ性を乗り越えるような、力強い曲や心に響くような
詩が浮かんでくることもあり、、
それは私の原動力であり
今日の活動の原点である
体力に関してだが
…減った
当時付き合ってた彼女と一日五万歩歩いてた日も
そんなに昔ではないのだが
去年か、クロザリルという強力ないわゆる
統合失調の最後の切り札という薬を半年飲まされていた
それは確かに聞く
だがデメリットというか、
憤慨すべき事項も多い
食欲が亢進し太るのはこの手の薬の場合大体共通だが（１０ｋｇは増えていた）
性欲は無くなる、
エネルギーがとにかく奪われる
もう飲んだら寝るしかない、ていうか
勝手に寝てしまう
しかも強引に寝かせられて自分は身動き一つできない
ていうか、とにかくエネルギーがなくなる
苦しい
病状は、それは本当に楽になるが
能力は下がるし
何にも興味は無くなるし
当時は精神病棟に入院していたのだが
毎日、食べて寝るだけ
周りの看護師さんや専属の私の医師も
親切だったからそこはよかったけれど
なんというか、
音楽や芸術的なインスピレーションは自分にとって宝物であり
それを奪われ、もう戻ってこないような気がして
それはそれはつらかった
わかる人にはわかるだろう
結局あれからだろう
今年六月ぐらいから
薬を変えて
また音楽できるようになったのだが
体力がない
殆ど出歩いても数キロで疲れてしまう
音楽も創作もしかり
人より何倍も疲れやすい
今は散歩、犬がいるので日課にしているが
少しずつ筋力トレーニングなんかも取り入れ
体作りに励んでいるが
これはなかなか治らないだろう
寝る時間も人よりはるかに多い
、、まあ、わたしにかんしてはそんなところか
この病気は基本的に辛いものだと思う
ムンクの叫びなんかも統合失調の状態で書いたんだろう、確か

今日はこの辺で
本格的に音楽活動に励むつもり
うたをレコーディングしていきたい
バンドも並行している
読んでくれた人ありがとう

MEGUMU 2016 0930